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日別アーカイブ: 2026年2月17日

♻プラスチック撹拌のプロセス ― 再生品質を決める“均一化技術”の核心 ―

皆さんこんにちは!

 

愛知県蒲郡市、愛知県西尾市を拠点にプラスチックリサイクルを行っている

共伸化成株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

プラスチック撹拌のプロセス

― 再生品質を決める“均一化技術”の核心 ―

プラスチックリサイクルにおいて、撹拌工程は単なる“混合”ではありません。
それは再生材料の品質を決定づける最重要プロセスです。

回収されたプラスチックは、使用履歴・劣化状態・含有添加剤・色・厚みなどがそれぞれ異なります。
この不均一な材料を、再び製品として使用できる状態に整えるには、緻密な制御が必要です。


🔍 ① 原料特性のばらつきをどう整えるか

 

回収プラスチックには、

✔ 紫外線劣化した材料
✔ 油分が付着したもの
✔ 水分を含んだ材料
✔ 異物混入の可能性

など、さまざまな状態があります。

撹拌前には破砕・洗浄・乾燥が行われますが、
それでも材料特性は完全に均一ではありません。

この“ばらつき”をいかに吸収するかが撹拌技術の本質です。


🔥 ② 熱制御の精度が品質を決める

 

プラスチックは熱可塑性材料であり、
温度制御が不十分だと以下の問題が起こります。

✔ 低温 → 溶融不足・混合不良
✔ 高温 → 分解・ガス発生・強度低下

特にポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)は、
融点は近いものの流動特性が異なります。

そのため、ゾーンごとの温度管理が不可欠です。

再生機内部では、複数のヒーターゾーンで温度を段階的に制御し、
材料が均一に溶融する状態を作り出します。


🌀 ③ スクリュー設計の重要性

 

撹拌工程ではスクリュー形状が大きな役割を果たします。

✔ 圧縮ゾーン
✔ 混練ゾーン
✔ 脱気ゾーン

圧縮によって材料密度を高め、
混練によって均一化し、
脱気で内部の水分や揮発成分を除去します。

この設計次第で、最終物性が大きく変わります。


⚖ ④ 添加剤による物性補正

 

再生プラスチックは、使用履歴により分子鎖が短くなっている場合があります。

そのため、

✔ 酸化防止剤
✔ 衝撃改良剤
✔ ガラス繊維補強材
✔ 着色マスターバッチ

などを添加し、性能を回復・補強します。

配合比率は、最終用途によって調整されます。


📊 ⑤ 品質データの蓄積

 

撹拌後には、

✔ MFR(溶融流動率)測定
✔ 引張強度試験
✔ 曲げ強度試験
✔ 色差測定

を行い、データを蓄積します。

この継続的な管理こそが、安定供給を支える基盤です。


🔎 まとめ

 

✔ ばらつきを均一化する工程
✔ 温度管理が最重要
✔ スクリュー設計が品質を左右
✔ 添加剤で物性を補正
✔ データ管理で安定化

撹拌工程は、再生プラスチックの品質をつくる“心臓部”です。

 

 

 

 

共伸化成株式会社は愛知県蒲郡市、愛知県西尾市を拠点にプラスチックリサイクルを行っております。

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